15年以上履いているダナーライト。
ブーツが好きでいくつか所有してましたが、あまり履く機会がなくなってしまい、断捨離のためほとんどを手放しました。
そんな中でもこれだけは手元に残しておきたいと思うブーツです。
一時期は使い勝手の良さから毎日のように履いていた時期もあり、筆者にとって思い出が詰まった一足です。
そこで今回はダナーライトを15年履いてみてどうだったかをお伝えします。
ダナーライトは以下のようなご希望を持つ方には非常に役立つブーツです。
- キャンプにも履いていけるブーツが欲しい
- 登山もしたいが登山靴を買うほどではない
- 雨や濡れを気にせずに履けるブーツを探している
- 丈夫で長く履けるものを選びたい
- 蒸れるブーツが苦手
また、ダナーライトのメリット、デメリットは以下になります。
- 丈夫で長く履ける
- 雨に強く蒸れにくい
- キャンプや登山でも役立つ
- ブラックだとアウトドア感が抑えられ合わせやすい
- 足に馴染みやすい
- エイジングが楽しめる
- 価格が高い
- 脱ぎ履きがやや面倒
- ソールが厚めなので車の運転はしにくい
詳細は後ほどお伝えしていきます。
「ダナーライトがどんな靴なのか気になっている」「アウトドアでも使いやすいブーツを探している」という方はぜひ読んでみてください。
ダナーライトとは?
ダナーは1932年にアメリカのウィスコンシン州にて作業され、アメリカで初めてビブラムソールを搭載した登山靴を作ったブーツブランドです。
そのダナーが世界で初めて防水透湿素材のゴアテックスをブーツに使用したモデルが「ダナーライト」です。
なんといってもこのブーツの特徴は防水性の高さです。
大雨でも問題なく履ける上、ビブラムソールなのでソールのグリップ力も強く滑りにくい!
ちょっとした水たまりなんかも問題なく入っていけます。




傷が入りやすい爪先部分。

ヒール部分にはロゴが入っています。
最近ではダナーライトの廉価版としてダナーフィールドが登場し、ローカット版も登場しました。
ダナーフィールドのローカットはダナーライトの脱ぎ履き問題が解決できるので、かなり魅力を感じています。
ダナーライトの特徴
ダナーライトの特徴を挙げていきます。
- ゴアテックスを使用した防水透湿ブーツ
- ビブラムソールでソール交換可能
- Made in USA
- インソールはないけど歩きやすい
それぞれ詳細を書いていきます。
ゴアテックスを使用した防水透湿ブーツ

ゴアテックスを一言で言うと「水は通さないけど水蒸気は逃す素材」です。
微細で目に見えない穴が無数に空いており、水滴は通さないけど、湿気は通すという優れた機能を持っています。
ダナーライトは素材にゴアテックスを使用しており、雨は弾くけどブーツ内の湿気は水蒸気として出ていくので蒸れにくいです。
突然の雨やちょっとした水たまりを気にせずに履くことができるので安心感が高いです。
ビブラムソールでソール交換可能

ビブラムソールを使用しているので耐久性、クッション性に優れており、ソールがすり減ってしまっても交換が可能です。
僕も一度ソール交換をおこなっています。


ミッドソール(柔らかめのクッション装)まで削れてしまっていたけど、うまいこと補修してもらえて元通り。
ソール交換は10,000円ほどだったと記憶しています。
一度ソール交換すると5年くらいは持つので、履き続けることを考えるとコスパは良いと思っています。
Made in USA

最近ではあまり見ることがなくなったMade in USAの証として、Made in USAのタグがくるぶしについています。
かなりしっかりした作りになっており、結構ハードに履いてますがこれから先もまだまだ壊れる気配もない頑丈さが魅力です。
インソールはないけど歩きやすい

インソールは元々ついていません。
しばらくインソールなしで履いていましたが全く歩きにくさは感じませんでした。
インソールがないことに最初驚きましたが、履き心地は良いためインソールなしでも全く問題ありませんでした。
ダナーライトのサイズ感について
自分のサイズ感はオールスターなら25cm、スタンスミスなら26cmを履いていますが、ダナーライトは25cmを履いています。
元々はぴったりなサイズだったのですが、履いているうちに革が伸びてきたのか少し大きくなってきたためインソールを入れました。
インソールを入れたことによりフィット感が増し、快適に履けています。
amazon、楽天でサイズ感に関するレビューをまとめましたので参考にしてみてください。
普段と同じサイズを購入し、爪先が1cm位余裕がありほぼピッタリサイズでした。
出典/Amazon
NIKE AF1 27cm コンバース オールスター 27.5cm VANS 27cm Newbalance 27.5cm ダナーライトは、中敷きを使って27cmです。
出典/楽天
普段靴27cmでレッドウィングのセッターで純正インソール入れて26.5cm履いています。
出典/楽天
「1サイズ小さめを」とよく言われるけど、実際はジャストか0.5~1サイズUPにし、インソールを入れ厚めのソックス、レースをきっちり絞めて履く方が遥かに履き心地は良い。
出典/楽天
ふだんスニーカーなどは26.0cmを購入していますが、他店舗でこの靴の26.0cm試着したとき「少し足が遊ぶ気がする…」という印象でした。25.5cm買ってみた結果、靴がより足についてくる感覚なので満足しています
出典/楽天
ダナーライトのメリット
続いてダナーライトを使ってみて感じたメリットデメリットを紹介していきます。
- 丈夫で長く履ける
- 雨に強く蒸れにくい
- キャンプや登山などアウトドアで非常に役立つ
- ブラックだとアウトドア感が抑えられる
- 足に馴染みやすい
- エイジングが楽しめる
以下詳細です。
丈夫で長く履ける

15年経っても壊れる気配がなく非常に丈夫な作りです。
定期的にオイルアップすることで、革も長持ちするので定期的なメンテナンスは必ず行なった方が良いです。
また、メンテナンスを行うことによって愛着も湧いてきて手放せない一足になります。
雨に強く蒸れにくい
防水性能が高く、15年経った今でも多少の雨でも浸水することはありません。
水たまりくらいであれば誤って入ってしまっても足が濡れることもなく安心して履くことができます
通気性についても通常の革のブーツに比べると蒸れは少ないように感じ快適に履けています。
キャンプや登山などアウトドアで非常に役立つ
ダナーライトは防水性能や滑りにくいソールがアウトドアでも十分性能を発揮してくれるので、街履きからアウトドアまで幅広く使えるブーツです。
僕はキャンプや低山登山などでも使用しており、アウトドアでも性能をしっかり発揮してくれます。
キャンプでは朝露の濡れからしっかり守ってくれますし、登山については低山であればダナーライトでも十分登れます。(傷だらけになりますが・・・)
「低山しか登らない」「たまにしか登らない」という方は普段履き兼登山靴としても便利に使えるのではないかと思います。
ブラックだとアウトドア感が抑えられる

ダナーライトのブラックはアウトドア感が抑えられ、コーディネートに取り入れやすいです。
ミリタリーブーツのような見た目で、アメカジ〜ちょっとキレイめな服装まで割と合わせやすく重宝します。
足に馴染みやすい
新品の時は革が固く歩きにくかったのですが、数日もすれば革も馴染んできて歩きやすくなったのを覚えています。
一度馴染んでしまうとスニーカー感覚で履くことができるので非常に快適です。
エイジングが楽しめる

革はもちろん、金具の部分もくすんできてエイジングも楽しめるブーツです。
使い込めば使い込むほど愛着も湧くので履くのが楽しくなります。
ダナーライトのデメリット
続いてデメリットを挙げていきます。
- 価格が高い
- 脱ぎ履きがやや面倒
- ソールが厚めなので車の運転はしにくい
以下詳細をお伝えしていきます。
価格が高い
ダナーライトの価格は年々上がっているようです。
倍近くまで上がっていますが、長く履くことを考えると投資する価値はあるかと思っています。
この先も値上がりしていくかもしれないので、購入を検討されている方は早めに購入された方が良いかもしれません。
また、廉価版のダナーフィールドも販売されており、生産国の違い以外性能はほぼ変わらないということなので、ダナーフィールドを選択するのも良いと思います。
脱ぎ履きがやや面倒
毎回靴紐を結び直さないといけないのはやや面倒ですが、しっかりしたフィット感を感じるためには仕方ない部分かと思います。

しかしダナーライトはシューレースホールの上3つがフックになっていて、通常のブーツよりも靴紐を通しやすい作りとなっています。
フックがあるのでだいぶ履きやすくはなっています。
ソールが厚めなので車の運転はしにくい

ダナーライトに限らず大半のブーツはソールが厚めなので車の運転はしにくいです。
ソールが厚い分、アクセルやブレーキを踏んだ感覚が伝わりにくさを感じます。
慣れてしまえば問題ないですが、車の運転をよくされる方は気になる部分かもしれません。
ダナーライトのメンテナンス
長く履き続けるためには定期的なメンテナンスは必須です。
自分なりのメンテナンス方法をご紹介しますので参考にしてみてください。
- 細かい傷なども消す事ができて革の状態を保つ事ができる
- レザー部分の防水性を保つ
- ツヤが復活するのでみすぼらしさがなくなる
- 愛着が湧く
- 手間と時間がかかる
- 道具を揃える必要がある
- 多少手が汚れる
大事に扱えば一生物になり得るブーツなので、メンテナンスしながら長く履いていきたいですね。
メンテナンスのタイミングについては「革が乾いてきた」「ツヤがなくなってきた」と感じたらメンテナンスをするようにしています。
頻繁にやりすぎるのもよくないので、だいたい3ヶ月〜半年に一度くらいのペースでおこなっています。
メンテナンスは以下の道具を使用します。
- 馬毛ブラシまたは豚毛ブラシ
- ステインリムーバー
- ミンクオイル
- 汚れてもいい布(要らなくなったTシャツなど)
実際の手順はこちらになります。
- シューレースを外す
- ブラシで磨く
- ステインリムーバーで汚れや古いオイルを拭き取る
- ミンクオイルを塗る
- 一晩放置しオイルを浸透させる
- 余分なオイルを布で拭き取る
- ブラシで磨いて完成
シューレースを外す

しばらくメンテナンスを怠っていたのでカサカサの状態です。

細かいところまで綺麗にするためにシューレースを外します。
ブラシで磨く

馬毛または豚毛ブラシでほこりや汚れを落としていきます。
ソールに汚れなど付着している場合は歯ブラシなどで磨いて取っておきます。
ナイロンの部分も汚れを落とすためにブラシをかけます。
ステインリムーバーで汚れや古いオイルを拭き取る

ステインリムーバー(革製品に使う古いクリーム、ワックス、ホコリ、汗などの汚れを除去し、革をリフレッシュさせる水性クリーナー)で汚れや古いオイルを拭き取り、新しいオイルを浸透させやすくします。
ミンクオイルを塗る

いらない布または指でミンクオイルを塗ります。
オイルはナイロンの部分にはつけないように注意します。
指の方が体温でオイルが溶けて塗りやすいですが、指が汚れるのが嫌な場合は布でされるのが良いかと思います。
一晩放置しオイルを浸透させる
ミンクオイルを塗り終わったらそのまま一晩くらい放置し、オイルが浸透するのを待ちます。
余分なオイルを布で拭き取る

一晩ほど置いたらいらない布で全体を拭き取り、余分なオイルを拭き取っていきます。
ブラシで磨いて完成


その後ブラシで全体を磨くことでツヤが出てキレイになります。
全体的にしっとりし、キズも目立たなくなりました。
ここまででメンテナンスは完了です。
ダナーライト・ダナーフィールドの違い
| 項目 | ダナーライト (Danner Light) | ダナーフィールド (Danner Field) |
| 生産国 | アメリカ | ベトナム |
| 価格帯 | 高価 | リーズナブル(ライトの約半額程度) |
| サイドタグ | 星条旗 | GORE-TEX タグ |
| ナイロン素材 | コーデュラナイロン (高強度) | 1000デニールナイロン |
| インソール | なし | オーソライトインソール (最初から快適な履き心地) |
| シューレース | 上部3つがフックになっているためシューレースをかけやすい | 上部まですべて穴なので通すのが面倒 |
ダナーフィールドは所持していないので靴屋で確認したところ、見た目にはほとんど違いはない印象を受けました。
製造国が違うだけで、作りはほぼ同じということなので性能も同等なのではないでしょうか。
ダナーライトの半額以下の価格設定は大きな魅力で、ローカットをいつか購入したいと考えています。
上記の点からダナーライトは「オリジナルを長く愛用したい方」、ダナーフィールドは「価格を抑えてダナーを履きたい方」に向いていると思います。
まとめ

街でもアウトドアでも、天候を気にせずに履ける使い勝手の良いブーツです。
15年以上経った今でも故障もなく、これからも大切に履き続けていきたいダナーライト。
できることなら一生履き続けていきたい一足です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「ダナーライト・ダナーフィールドの購入を検討している」「街でもアウトドアでも使えるブーツを探している」という方の参考になれば幸いです。
それでは!



