ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)の夏用アウトドアハットとして人気の「ホライズンハット」と「ブリマーハット」。
一見よく似ている2つのハットですが、実際に使い比べてみると、機能性や被り心地に明確な違いがあることが分かりました。
この記事では、両方を所有・比較した筆者が、それぞれのスペックや決定的な4つの違いを徹底解説します!

「どっちを買えば失敗しない?」と迷っている方はぜひ参考にしてください。
スペック・機能比較表

2つのハットの基本的なスペックと機能の違いを一覧表にしました。
| 特徴・項目 | ブリマーハット | ホライズンハット |
|---|---|---|
| ツバのワイヤー | あり(前半分に芯材入り。形状をキープしやすい) | なし(全体が柔らかくフニャッとしている) |
| ツバの大きさ | 6cm(前後左右一律でコンパクト) | 前後7cm、左右7.5cm(大きめで広範囲をカバー) |
| メッシュ部分 | 頭頂部にぐるりと露出(メッシュは二重構造) | ベンチレーションの内側に隠れている(一重で透ける薄手) |
| サイドボタン | あり(サイドを立ち上げてテンガロン風に可能) | なし(常に通常のハットスタイル) |
| 重量(Lサイズ) | 約65g(非常に軽量) | 約85g(ブリマーより重いがほぼ同じに感じる) |
| 共通機能 | ・取り外し可能なあご紐 ・後頭部のドローコードによるサイズ調整 ・UVケア(UPF15-30、紫外線カット率85%以上) ・ナイロン素材(NORTHTECH Cloth Eco) |
基本的な性能はかなり近いものがあり、大きな違いとしては「ツバの形状を変えられるブリマーハット」「大きなツバで紫外線を防ぐホライズンハット」が選ぶポイントになるかと思います。
実際に使ってわかった!決定的な4つポイントを深掘り
両方を使ってみて、違いは大きく4つあると感じました。
それぞれ詳しくご説明します。
① ツバのワイヤーの有無(形状キープ力と風対策)
ツバのワイヤーの有無はどちらを選ぶかの大きな選択材料になると思います。
ブリマーハット
ツバの前半分にワイヤーが入っているため、ツバを上向きにして視界を確保したり、下向きにして日差しを遮ったりと、好みの形状に固定できます。風が吹いてもツバがバタつきにくいのが強みです。

ブリマーハットのツバを立ち上げたところ。ワイヤーが入っているのでこの状態をキープしてくれます。
ホライズンハット
ワイヤーが入っていないため、全体的に生地が柔らかくフニャッとしています。強い風が吹くとツバがペラペラと煽られやすいデメリットがありますが、その分ラフに扱えます。

ホライズンハットにはワイヤーは入っておらず、ふにゃふにゃ感があります。
② メッシュの構造と通気性のリアル(一重透ける vs 二重透けない)
どちらもベンチレーションメッシュを搭載していますが、その構造と見た目に違いがあります。
ブリマーハット
メッシュ部分が外側に露出したデザインです。メッシュ自体は二重構造になっており、目が細かく、帽子の内側が透けて見えることはありません。そのため被っていてもあまり風が通るという感じは受けませんでした。

ブリマーハットのメッシュ部分。指を当てていますが二重になっているのでほとんど透けません。
ホライズンハット
メッシュ部分がスリットの内側に隠れているため、すっきりした見た目です。メッシュ自体は一重で、指を当てると透けるほど薄手です。しかしホライズンハットはメッシュ部分が隠れているため、風が抜けていくといった感じは受けません。

ホライズンハットのメッシュ部分。指が透けて見えるくらいの透け具合。
どちらも「風が通り抜けていく」というより「帽子内の熱気だけ逃す」という感じで、体感的な涼しさはどちらも大差ないように感じました。
③ ツバの大きさと日焼けカバー範囲の違い(6cm vs 7〜7.5cm)
ツバの大きさはブリマーハット6cm、ホライズンハット前後7cm、左右7.5cm。たった1〜1.5cmほどの差ですが、被ってみると受ける印象が大きく異なります。

ホライズンハットの上にブリマーハットを重ねたところ。ツバの横幅が結構違いますね。
ブリマーハット
ツバの長さは一律6cmとややコンパクト。視界が広く、スッキリとしたシルエットで被ることができます。

ブリマーハット着用。ツバが程よい大きさで使いやすい。

ツバの大きさは首元が見える程度。
ホライズンハット
前後7cm、左右7.5cmとツバが大きめです。
被った瞬間に「ツバが広い!」と感じるサイズ感で、首の後ろや顔周りを広範囲に紫外線からガードしてくれます。

ホライズンハット着用。ツバが大きくしっかり紫外線を防いでくれます。

結構大きめなので首元まで守ってくれます。
実際に被ってみるとかなりツバの大きさに違いを感じました。

この辺りは「どこまで日焼けを防ぎたいか」で選ばれると良いかと思います。
④ サイドの立ち上げボタンの有無とシルエット
ブリマーハット
両サイドにスナップボタンが付いており、ツバを跳ね上げてテンガロンハット風のスタイルに変形できます。ただし、デザインの好みが分かれる部分でもあり、筆者自身はほぼ使う機会がありませんでした。

ホライズンハット
ボタンはなく、最初からシンプルで王道なハットのシルエットです。余計な装飾がないミニマルさを好む人に向いています。
普段使うことはあまりないと思いますが、登山や自転車に乗る際に風の影響を軽減できるので、あると助かる方も多いと思います。
持ち運びやすさとサイズ感の注意点(共通のポイント)
折りたたみやすさ

<左>ブリマーハット <右>ホライズンハット
ブリマーハットはワイヤー入りなので「折りたたみにくいのでは?」と思われがちですが、実際はそんなことはありません。
ホライズンハット同様にくるっと丸めてカバンに放り込めるため、携帯性においては両者とも非常に優秀です。
サイズ選びはワンサイズ上がおすすめ
ノースフェイスのこれら夏用ハットは、一般的な同ブランドの帽子(キャップなど)に比べて「作りが小さめ」という口コミが多く、筆者(頭周り58cm)もブリマーハットのLサイズでは窮屈さを感じたため、ホライズンハットはXLサイズを購入しました。

ブリマーハット<Lサイズ>

ホライズンハット<XLサイズ>

店頭ではXLサイズの取り扱いが少ないケースが多いため、Amazonや楽天などのネット通販を上手に活用するのがおすすめです。
【結論】どっちを選ぶべき?おすすめの選び方
どちらがどのような方に向いているかをまとめました。
▼ ホライズンハットがおすすめな人
- とにかく日焼けしたくない、広範囲をカバーしたい人
- ワイヤーやサイドボタンのない、シンプルで王道なデザインが好きな人
- 柔らかくて折り畳みやすさを重視する人
「ホライズンハット」の単体レビューも公開しているのでぜひチェックしてみてください!
▼ ブリマーハットがおすすめな人
- ツバの形状を自由に変えて、視界や遮光をコントロールしたい人
- 風が強い場所(登山や自転車など)でもツバがばたついて欲しくない人
- サイドを立ち上げたテンガロン風のシルエットも楽しみたい人
「ブリマーハット」の単体レビューも公開しているのでぜひチェックしてみてください!
まとめ
どちらも夏の熱中症対策・紫外線対策として最高峰のスペックを持つハットです。
ツバの「硬さ(ワイヤー入り)」や「シルエットのバリエーション」を求めるならブリマーハット、「カバー範囲の広さ」と「シンプルさ」を求めるならホライズンハットを選べば間違いありません。
ご自身のライフスタイルに合わせて、お気に入りの相棒を見つけてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ホライズンハット・ブリマーハットどちらか迷われている方の参考になれば幸いです。
それでは!




